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面接・採用で、採ってはいけない人 事例集<2>

面接・採用で、採ってはいけない人=履歴書が完璧すぎる人?

「採ってはいけない人」を見極めるのは、ホントに難しいですね。

A社は、公共職業安定所に求人票を出していました。すると、某人物から応募がありました。履歴書をみてみると、地元の国立大学卒となっていました。資格もいっぱい取っていて、ズラリと並んでいます。妙に職歴が多い点が気になりましたが・・・。

A社の社長が感心したのは、履歴書と職務経歴書の書き方の完璧さです。写真は、きちんとしていますし、文字も綺麗で完璧です。

社長は、この履歴書を見て大喜び。こんな優秀な人物が当社に応募してくれたのかと、ウキウキしていました。
社長は、この人物と面接し、その場で採用を決めました。給与についても、プラスアルファを付けました。

その人物を採用して、試用期間が過ぎると、この人物はメンタルヘルスの問題があって休み始め、遂に出勤して来なくなりました。「長期療養を要する」といった医師の診断書も提出されました。

A社は、どうしたものかと、困った労務問題を抱えるようになってしまいました。

「採ってはいけない人」を見極めるのは、ホントに難しいですね。

A社の採用は、どこに問題があったのでしょうか?

「採ってはいけない人」を見極めるのは、ホントに難しいですね。

北見昌朗

㈱北見式賃金研究所 北見昌朗